今回はパナソニック食洗機のNP-TZ500とNP-TZ300の違いをご紹介します。
初めにNP-TZ500とNP-TZ300の違いを比較したところ、違いは以下の4つだけでしたよ。
- 液体洗剤自動投入
- おまかせコース
- 予約時間の設定
- 価格の違い
基本的な性能面はナノイーXの乾燥風とストリーム除菌洗浄にて、食器の洗浄と乾燥はきちんと行ってくれるので手洗いするのが面倒な人や毎回清潔な食器を使用したい人にオススメですよ。
NP-TZ500とNP-TZ300の大きな違いは、おまかせコースの有無や液体洗剤の自動投入があるかの違いですよ。
この記事では、NP-TZ500とNP-TZ300の違い、どちらがオススメか、共通の特徴などまとめているので、参考になると幸いです。
◆NP-TZ500
▼2024年モデルのNP-TZ500はこちら。液体洗剤の自動投入が可能で、おまかせコースにて最適な洗浄を選択してくれます。
カラーはホワイトとシルバーの2色です。
◆NP-TZ300
▼2020年モデルのNP-TZ300はこちら。ナノイーXの乾燥風とストリーム除菌洗浄が搭載して食器を清潔に洗浄します。
カラーはホワイトとシルバーの2色です。
NP-TZ500とNP-TZ300の違いを比較
パナソニック食洗機のNP-TZ500とNP-TZ300の違いは4つありますよ。
- 液体洗剤自動投入
- おまかせコース
- 予約時間の設定
- 価格の違い
それぞれ詳しく解説していきますよ。
違い1 液体洗剤自動投入
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500は洗剤タンクにあらかじめ液体洗剤を投入しておくことで、セットされた食器の汚れに合わせて、適量の液体洗剤を自動投入されます。
洗剤タンクには約30回分の洗剤が入り、毎回洗剤を入れる手間が面倒な人や入れすぎたり、入れ忘れの防止にもいいですよ。
違い2 おまかせコース
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500にはおまかせコースがあり、液体洗剤自動投入設定をONしておくと、食器の汚れに対して自動で洗い方を選択して、洗剤も自動投入してくれます。
食器の汚れは汚れセンサーにて2段階で検知することができ、予洗いした際と、洗浄した際の汚れで最適な洗浄と洗剤量を自動で投入される仕組みですよ。
どのコースで洗おうか、食器の油汚れが多いから洗剤を多く入れようかなとか悩む必要なく安心して洗浄できそうですね。
違い3 予約時間の設定
NP-TZ500とNP-TZ300はどちらも予約時間設定は可能ですが、それぞれ時間間隔が違うので紹介します。
- NP-TZ500…スタートする時間の1~8時間まで1時間刻みにて調節可能
- NP-TZ300…選択した運転内容が4時間後にスタートします
両方予約機能はありますが、多少違う部分がありますね。
違い4 価格の違い
NP-TZ500とNP-TZ300の2024年6月時点の価格違いはこちらです。
- NP-TZ500…約105.000円
- NP-TZ300…約93.000円
約12000円程度の差があり、NP-TZ500の方が最新機種なので価格が高くなっています。
NP-TZ500とNP-TZ300 どっちがおすすめ?
NP-TZ500とNP-TZ300の違いを確認したうえで、どちらがオススメがご紹介します。
NP-TZ500がおすすめな人
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ300がおすすめな人
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500とNP-TZ300はナノイーXの乾燥風とストリーム除菌洗浄が搭載しているので、食器を洗う面ではどちらもきちんと洗うことができます。
さらに庫内も広々としているので、約5人家族分の食器を入れて洗うことができますよ。
NP-TZ500はおまかせコース、液体洗浄の自動投入など機能面に優れており、その分値段はNP-TZ300よりは割高になってしまいます。
上記の機能があまり使用しない人とかは値段が安い、NP-TZ300の検討も考えてみてはどうでしょう。
NP-TZ500とNP-TZ300の比較表
NP-TZ500とNP-TZ300の比較表をまとめたので、確認してみてください。
スペック | NP-TZ500 | NP-TZ300 |
発売月 | 2024年6月 | 2020年9月 |
色 | W(ホワイト) S(シルバー) | W(ホワイト) S(シルバー) |
給水方式 | 分岐水栓 | 分岐水栓 |
食器点数 | 40点 | 40点 |
庫内容積(約) | 50 L | 50 L |
本体外形寸法(約) (幅×奥行×高さ) < >はドア開放時 | 550 × 344<579> × 598 mm | 550 × 344<579> × 598 mm |
設置の目安(約) (幅×奥行×高さ) | 550 × 350× 650 mm | 550 × 350× 650 mm |
液体洗剤自動投入 | 〇 | × |
おまかせコース | 〇 | × |
ナノイーX送風 | 〇 | 〇 |
80 ℃すすぎ | 〇 | 〇 |
ストリーム除菌洗浄 | 〇 | 〇 |
「汚れレベル」 食後数時間後や油汚れが多い食器、調理器具を洗うときに | 汚れレベル5 | 汚れレベル5 |
「汚れレベル」 念入りに洗いたいときに | 汚れレベル4 | 汚れレベル4 |
「汚れレベル」 食後すぐに洗うときに | 汚れレベル3 | 汚れレベル3 |
「汚れレベル」 汚れが少ないとき | 汚れレベル2 | 汚れレベル2 |
「汚れレベル」 つけ置き洗いや水洗い後に | 汚れレベル1 | 汚れレベル1 |
低温・低温ソフト | 〇 | 〇 |
お手入れ(月2~3回を推奨) | 食器を入れずに「汚れレベル5」で運転 | 食器を入れずに「汚れレベル5」で運転 |
乾燥のみ | 〇(60分・90分から選択 | 〇(60分・90分*から選択) *「乾燥延長」選択で90分となります。 |
AIエコナビ | 自動で節電(水温・室温を検知) | 自動で節電(水温・室温を検知) |
静電タッチ | 〇 | 〇 |
タンブラー&ボトルホルダー、ボトルホルダー | 〇 | 〇 |
リバーシブルエリア | 〇 | 〇 |
小物ケース、ちょこっとホルダー | 〇 | 〇 |
予約機能 | 〇(選択した運転内容を2、4、8時間後にスタート) 5秒以上「予約」を長押しすると1h~8hまで1時間刻みで設定できます。 | 〇 (選択した運転内容を4時間後にスタート) |
標準使用水量(約) | 9.9 L | 11 L |
消費電力量(約) | 770 Wh | 770 Wh |
運転時間(約)<50 Hz/60 Hz> | (洗浄~乾燥)88分/85分 | (洗浄~乾燥)84分/79分 |
消費電力<50 Hz/60 Hz> | 最大:1,168 W/1,188 W | 最大:1,165 W/1,185 W |
運転音※5(約)<50 Hz/60 Hz> | 36 dB/38 dB | 36 dB/38 dB |
洗浄ノズルの数・種類 | 4(上ノズル:1、下ノズル:2、背面ノズル:1) | 4(上ノズル:1、下ノズル:2、背面ノズル:1) |
製品質量(約) | 20 kg | 20 kg |
パナソニック食洗機NP-TZ500とNP-TZ300の共通の機能や特徴
ナノイーXが搭載
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500とNP-TZ300はどちらもナノイーXが搭載しており、庫内にナノイーXを含んだ風を送ることでニオイを抑制と除菌効果がありますよ。
ナノイーXは、パナソニック独自の水から生まれた水素イオンのことでカビや花粉、菌・ウイルス、ニオイなど有害物質を抑制します。
NP-TZ500とNP-TZ300はナノイーXキーのボタンを押すと、12時間ナノイーXを送風することもできますが、食器の洗浄後や乾燥した後に自動的に24時間運転しますよ。
引用:パナソニック公式サイト
毎回洗浄した食器を清潔にして、使用できるのはうれしいですね。
ストリーム除菌洗浄でしっかり除菌
NP-TZ500とNP-TZ300はどちらも洗浄する際に50℃以上の高圧水流で、洗いとすすぎができるストリーム除菌洗浄機能が備わっていますよ。
低温コースは60℃で洗浄が可能で、80℃コースもあり、低温だとプラスチックの耐熱性が低いものが荒いことができて、高温だとしっかり洗浄できます。
グリルやカレーを作った際の頑固な汚れも、手洗いよりしっかり洗うことができますよ。
引用:パナソニック公式サイト
手洗いより節水効果が期待できる
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500とNP-TZ300は手洗いより節水でき、5人分の食器を洗うのであれば、手洗いの約1/7の水で洗うことができますよ。
食器40点と小物20点を洗う場合、手洗いの場合は約75リットル使用するのに対して、NP-TZ500は約9.9リットル、NP-TZ300は11リットルに抑えることが可能です。(液体洗剤自動投入OFF・汚れレベル3の場合)
約2リットルのペットボトル32本分の節水なので、水道代のコストカットも出来そうです。
1回当たりの経費は洗剤代、電気代、水道代含めて30円程度なので、普段お湯を使用して、手洗いしてる人はガス代も浮くかもしれないですね。
食器や調理器具がまとめて収納
引用:パナソニック公式サイト
NP-TZ500とNP-TZ300は食器や調理器具が入れやすくなっており、フライパンや大皿も入れることができるほど庫内は広々としています。
両機種どちらも上カゴと下カゴにセットできるので、40点(5人分)食器をまとめて洗うことが可能ですよ。
引用:パナソニック公式サイト
上のカゴには小物を入れるケースがあり、下のカゴはボトルホルダーがあるので、タンブラーやグラスの洗浄もできます。
パナソニック食洗機NP-TZ500とNP-TZ300 違いの比較まとめ
パナソニック食洗機NP-TZ500とNP-TZ300に違いを4つご紹介しました。
結果、違いはこの4つです。
- 液体洗剤自動投入
- おまかせコース
- 予約時間の設定
- 価格の違い
どちらもナノイーXの乾燥風とストリーム除菌洗浄が搭載しているので、食器を洗う面では清潔に両機種は優れていますよ。
NP-TZ500とNP-TZ300の大きな違いは、食器を洗う際におまかせコースがあるのか、液体洗剤が自動投入されるかの違いでしたよ。
価格に関しては、NP-TZ300の方がコストパフォーマンスがよく、旧製品にはなりますが安い方がいい人はおすすめでしょう。
この記事がパナソニック食洗機NP-TZ500とNP-TZ300をどちらを購入しようか、迷っている人に参考になると幸いです。
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