今回はシャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50の違いをご紹介します。
初めにFP-S120とFU-S50の違いを比較したところ、違いは以下の6つですよ。
- FP-S120は空気浄化力の効率が上がった
- FP-S120は運転音が小さい
- FP-S120にはダブル脱臭フィルターが採用されている
- FP-S120には抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターが採用されている
- プラズマクラスターの種類
- FP-S120にはCOCORO AIRが搭載
どちらも空気清浄機として性能は十分ですが、より空気清浄性能やプラズマクラスター濃度が高いのはFP-S120です。
値段的にリーズナブルなのはFU-S50で、この記事ではFP-S120とFU-S50の違い、どちらがオススメか、共通の特徴などまとめているので、参考にしてもらえると幸いです。
◆FP-S120
▼両面吸い込み構造を採用したことにより、空気清浄効果がアップ!
◆FU-S50
▼プラズマクラスター7000を搭載、お部屋の環境を整えます。
FP-S120とFU-S50の違いを比較
シャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50の違いは6つありますよ。
- FP-S120は空気浄化力の効率が上がった
- FP-S120は運転音が小さい
- FP-S120にはダブル脱臭フィルターが採用されている
- FP-S120には抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターが採用されている
- プラズマクラスターの種類
- FP-S120にはCOCORO AIRが搭載
それぞれ詳しく解説していきますね。
違い1:FP-S120は空気浄化力の効率が上がった
引用:シャープ公式サイト
FP-S120は両面吸い込み構造を採用したことにより、本体サイズもコンパクトを維持しつつ、パワフルに空気清浄しますよ。
本体の両サイドに吸い込み口で、空気の吸い込み量を増やすことが可能になり、本体サイズがコンパクトながら、53畳まで対応できる大風量で空気清浄します。
違い2:FP-S120は運転音が小さい
引用:シャープ公式サイト
FP-S120は両面吸い込み構造を採用したことにより、中運転時の運転音が37dBと図書館より静かな運転が可能です。
FU-S50の強運転で風量5.1m³/分で52dBと静かな事務所くらいで、FP-S120は中運転で5.5m³/分と低音かつ同様のパワーで空気清浄ができます。
違い3:FP-S120にはダブル脱臭フィルターが採用されている
引用:シャープ公式サイト
FP-S120はダブル脱臭フィルターを採用しています。
FU-S50も脱臭フィルターを採用していますが、FP-S120のダブル脱臭フィルターは活性炭に吸着剤の素材を使用しており、汗臭もしっかり吸着することができます。
違い4:FP-S120には抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターが採用されている
引用:シャープ公式サイト
FP-S120は抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターを採用しています。
FU-S50も抗菌・防カビプレフィルターを搭載していますが、FP-S120の抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターは目の細かいフィルターでほこりを内部に入ることを防ぎ、集じん性能の低下を抑えることができますよ。
違い5:プラズマクラスターの種類
FP-S120はプラズマクラスター25000を搭載、FU-S50はプラズマクラスター7000を搭載しています。
効果として、FP-S120はFU-S50より、たばこの付着臭、分解、除去のスピードが約1.6倍で静電気の除電スピードが約5倍ですよ。
これ以外はお肌にツヤを与えたる効果もありますよ。
違い6:FP-S120にはCOCORO AIRが搭載
FP-S120はCOCORO AIRを搭載しています。
COCORO AIRとは、AIが天気や気候を好みに合わせて空気清浄器をコントロールしてくれるサービスになります。
無線LANにて本体のAIと繋げることで、運転状況や空気情報を蓄積して分析します。
スマートフォンで風量やおやすみ運転などを行うことができます。
FP-S120とFU-S50 どっちがおすすめ?
FP-S120とFU-S50の違いを確認したうえで、どちらがオススメがご紹介します。
FP-S120がおすすめな人
引用:シャープ公式サイト
FU-S50がおすすめな人
引用:シャープ公式サイト
FP-S120とFU-S50の違いは、空気清浄のスピード、効果範囲、プラズマクラスターの濃度が違うので、効果的に空気清浄したい人はFP-S120がオススメで、ある程度の空気清浄能力があって、価格が安い方がいい人はFU-S50がいいでしょう。
ちなみに価格に関しては、FP-S120は90000円前後、FU-S50は30000円前後で、その差は50000円くらい違います。
FP-S120とFU-S50の比較表
FP-S120とFU-S50の比較表をまとめたので、確認してみてください。
まず基本仕様はこちらです。
基本仕様 | FP-S120 | FU-S50 |
浄化方式 | 「プラズマクラスター25000」空中浄化&フィルター浄化 | 「プラズマクラスター7000」空中浄化&フィルター浄化 |
プラズマクラスター適用床面積※1(目安) | 約24畳(約40m²) | 約14畳(約23m²) |
待機時消費電力(W) | 約1.4 | 約 0.3 |
外形寸法(mm) | 幅333×奥行330×高さ578 | 幅 383×奥行209×高さ540 |
質量(kg) | 約11 | 約4.9 |
電源コード長さ(m) | 約2.0 | 約1.8 |
フィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) 脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビプレフィルター |
独自気流 | スピード循環気流 | スピード循環気流 |
センサー | ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 | ニオイ |
モニター | 微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ / PM2.5濃度デジタル表示(目安)/ きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代 | きれいモニター |
空気清浄機能はこちらです。
空気清浄 | FP-S120 | FU-S50 |
清浄時間 | 8畳 / 6分 | 8畳 / 12分 |
空気清浄適用床面積(目安) | ~53畳(87m²) | ~23畳(38m²) |
モード | 強 、中、 静音 | 強 、中、 静音 |
風量(m³/分) | 強 (12m³/分)、中(5.5m³/分)、 静音(2.1m³/分) | 強 (5.1m³/分)、中(2.9m³/分)、 静音(1.0m³/分) |
消費電力(W)(50/60Hz) | 強 (73W)、中(14W)、 静音(4.7W) | 強 (49W)、中(13W)、 静音(2.6W) |
1時間あたりの電気代(円) | 強 (約2.3円)、中(約0.43円)、 静音(約0.15円) | 強 (約1.5円)、中(約0.40円)、 静音(約0.08円) |
運転音(dB) | 強 (54)、中(37)、 静音(20) | 強 (52)、中(40)、 静音(21) |
シャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50の共通の機能や特徴
プラズマクラスター搭載
引用:シャープ公式サイト
FP-S120とFU-S50はプラズマクラスターを放出することができます。
FP-S120は25000が搭載しており、FU-S50は7000が搭載しています。
両機種1㎤あたりのプラズマクラスターの放出量は違いますが、プラズマ放電をすることでプラスとマイナスイオンを発生させ、お部屋の環境を整えます。
両機種のプラズマクラスターの効果はこちらです。
- 浮遊カビ菌を除菌
- 浮遊しているウイルス菌の作用を抑える
- 浮遊しているダニ、死骸のアレルギー物質をおさえる
- 浮遊している花粉のアレルギー物質を抑える
- たばこ付着臭を分解、除去
- 衣服に付着した汗臭をスポット消臭
- 部屋干し衣類の生乾き臭をスポット消臭
- 静電気を抑える
FP-S120はFU-S50より、プラズマクラスターを放出する量が多いため、上記の効果を抑制スピードがより効果的ですよ。
スピード循環気流
引用:シャープ公式サイト
スピード循環気流とは、お部屋全体に気流を行き届けることで、ほこりや花粉を引き寄せて本体の背面の吸入口でパワフルに吸じんし、お部屋の環境を整える機能です。
FU-S50を設置するときは、なるべく壁側にすることでコアンダ効果(気流を面に沿って流す)で効率的にお部屋をきれいにしてくれます。
静電HEPAフィルター
引用:シャープ公式サイト
FP-S120とFU-S50はどちらも静電HEPAフィルターを搭載しています。
静電HEPAフィルターの効果は、10,000個の微小な粒子を吸い込み3個しか通さない高性能フィルターで、フィルター繊維に汚れをしっかり吸着するため目詰まりしにくいフィルターです。
どちらの静電HEPAフィルターも交換目安10年と長年使用できるようになって、長期間使用できるのが、メリットですよ。
シャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50 違いの比較まとめ
シャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50の違いを6つご紹介しました。
結果、違いはこちらでしたよ。
- FP-S120は空気浄化力の効率が上がった
- FP-S120は運転音が小さい
- FP-S120にはダブル脱臭フィルターが採用されている
- FP-S120には抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターが採用されている
- プラズマクラスターの種類
- FP-S120にはCOCORO AIRが搭載
FP-S120は空気清浄のスピードが高く、FU-S50と比べて同じ風量でも低温で運転することができます。
プラズマクラスターも25000を搭載しているので、濃度もFU-S50の7000よりも高いです。
空気清浄能力でいえば、FP-S120が優秀ですが、値段的にいうとFU-S50の方がコストパフォーマンスが高いです。
なので、空気清浄機能が高い方がいい人はFP-S120がオススメで、値段を考えて購入するならFU-S50がオススメですよ。
この記事がシャープ空気清浄機のFP-S120とFU-S50をどちらを購入しようか、迷っている人に参考になると幸いです。
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